- 対局の遊び方
- 棋譜並べの遊び方
- 駒の名前
- 棋譜の保存方法
- 練習問題の遊び方
- 継ぎ盤の使い方
- 特殊対局について
対局で遊ぶ
コンピュータと対局することができます。
1. 相手の強さを選んで「対局開始」ボタンを押して手番を選ぶと、コンピュータとの対局が始まります。
先手は画面の下側、後手が画面の上側になります。
※ 後手を選ぶとき、「後手番で上下を反転させる」をチェックしておくと、画面の下側を後手(自分)にして始めることができます。
※ 駒落ちを選ぶと、自分の駒を減らして先手で対局することができます。
2. 自分の番に自分の駒を選ぶと、その駒が動ける場所の色が変わります。
3. 色が変わった場所を選ぶと、そこへ駒が移動します。最後に動いた駒のいる場所は色が変わります。
4. 駒が移動した先に相手の駒があると、その駒は自分の駒台に置かれ、自分の駒として使える(打てる)ようになります。
ただし、既に自分の歩が置いてある縦の列(筋)に歩を打つことは「二歩」という反則になるので選べません。
5. 駒のうち、歩、香車、桂馬、銀、角、飛車は相手側から数えて三段目から先(相手陣)に進んだり、相手陣から自分側の方へ戻ってきた時に、成って強くなることができます。
成らないこともできますが、成らないと動けなくなってしまう場合(例えば歩や香車が相手側の端まで進んだようなとき)には必ず成らなければいけません。
6. 自分の番が終わると相手の番になり、コンピュータが自動的に駒を動かします。
自分の番と相手の番を交互に繰り返しながら対局が進みます。
7. 自分の王(または玉)が取られそうなときにはなんとかして取られないようにしなくてはいけません。
相手の王を逃げられなくすると勝ちで、反対に自分の王が逃げられなくなると負けです。
ただし、最後に歩を駒台から打って相手の王を逃げられなくすることは、「打ち歩詰め」という反則になります。
また、王手がかかっている(王が取られそうになっている)のに逃げないことは「王手放置」という反則になります。
もちろん、取られてしまう場所に自分の王を動かしてもいけません。
8. 「待った」ボタンを押すと、二手前の状態に戻ります。
9. 「投了」ボタンを押すと、負けになります。
※ お互いに同じ手を繰り返す「千日手」や、勝負がつかなくなって引き分けとなる「持将棋」というルールがありますが、この部屋にはありません。
※「棋譜の読み上げ機能(音声)を有効にする」をチェックしておくと、音声が再生されます。
棋譜並べで遊ぶ
一人で相手の分の駒も動かしながら練習することができます。
1. 「対局開始」ボタンを押して手番を選ぶときに、「こまならべ」を選ぶと、両方の駒を動かせるようになります。
2. 先手の駒と後手の駒を交互に動かします。
3. 「待った」ボタンを押すと、二手前の手番まで戻ることができます。
4. 「投了」ボタンを押すと、降参することができます。
駒の名前
駒の読み方は、歩(ふ)、香車(きょうしゃ)、桂馬(けいま)、銀(ぎん)、金(きん)、角(かく)、飛車(ひしゃ)、王(おう)、玉(ぎょく)です。
また、歩が成ると「と(ときん)」、香車、桂馬、銀が成るとそれぞれ「なりきょう」、「なりけい」、「なりぎん」と呼ばれ、金と同じ動きをするようになります。
角が成った駒は「龍馬(りゅうま)」、または単に「馬(うま)」、飛車が成った駒は「龍王(りゅうおう)」や「竜王(りゅうおう)」、または単に「龍(りゅう)」や「竜(りゅう)」と呼ばれ、動ける場所が増えます。
棋譜の保存と再生
棋譜を残しておいて、後で再生することができます。
1. 「棋譜を保存する」ボタンを押すと、そのときの棋譜を保存することができます。
2. わかりやすい名前を付けます。
3. 保存されている棋譜があれば、「保存されている棋譜一覧」に棋譜の名前が表示されます。
4. 一覧から棋譜を選ぶと、再生することができます。「棋譜を一手進める」ボタンで進めてください。戻るときは「まった」ボタンを使ってください。
5. 再生しないときは、選んだ棋譜を消すことができます。棋譜は10個までしかとっておけないので、いらない棋譜は消してください。
6. 「棋譜を全部消す」ボタンを押すと、保存されている棋譜が全部消えます。消した棋譜は元に戻せないので注意してください。
7. 再生の途中から自分で並べることもできますが、「棋譜を一手進める」ボタンではそこから先に進めなくなります。また棋譜の続きが見たいときは、一覧から選びなおしてください。
練習問題
詰将棋(うまく王手をかけ続けるとそのまま勝てる局面)の練習問題を解くことができます。
好きな番号を選んで、そこから王手をかけて勝ってみてください。
「もう一度この問題に挑戦する」ボタンを押すと、同じ問題が始まります。
どうしてもわからないときはヒントを見てください。
「継ぎ盤で検討する」ボタンを押すと、挑戦中の問題(※ボタンを押したときの局面)を継ぎ盤のページに並べて考えることができます。
継ぎ盤
ルールと関係なく、自由に駒を動かしながら、ある局面について考えるための将棋盤です。
ここでは二歩や行き場のない場所への配置(後手側の端に先手の香車を置くなど)や、その駒がルール上は動けない場所への移動もできるので、注意してください。
「一時保存 する」ボタンで並べた局面を一時的に保存して、「局面 を 読みこむ」ボタンで何度も読みこむことができます。
ある局面から先の手を何通りも試したいときに便利です。
選んだ駒を離したいときは、駒台の間のあたりか、玉をクリックしてください。
「初期配置 を 作る」ボタンを押すと、初期配置をセットすることができます。
詰将棋などの検討をするのにも便利です。
特殊対局
将棋の駒の数は決まっていますが、もし自分の駒が全部飛車だったら・・・のような想像を一度はしたことがあるのではないでしょうか。
特殊対局を選ぶと、先手後手それぞれ玉以外を一種類の駒にして対局することができます。
二歩になってしまうので「歩」は選べません。
「飛車」対「角」や「香車」対「桂馬」のような、駒が足りなくて普段なかなかできない対局も簡単にできますので、気分転換に遊んでみてはいかがでしょうか。
YouTubeでの配信に使いたい方も自由に使っていただいて構いませんので、ぜひお試しください。